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2020/04/13
お役立ち情報
長久手市にお住いの方へ!リフォームと修繕の違いについて紹介します!
長久手市にお住まいの方へ質問です、リフォームと修繕の違いをご存じでしょうか?
リフォームと修繕は同じような表現で使われますが、意味が大きく異なります。
しかし、これらの言葉の意味を混同している方も多いでしょう。
そこで、今回は、リフォームと修繕の違いをご紹介します。
□リフォームと修繕の違いとは
リフォームと修繕について解説します。
日本での「リフォーム」は、改修や改装の意味で使われます。
改修や改装は、建物を一新させる工事なので、リフォームは、工事内容に必要な工事に加えて、今必要ではない工事も含まれます。
リフォームは、今の住環境を良くするための工事であり、工事後に改善点が実感しやすいでしょう。
一方で、修繕は、今不具合が生じている部分や将来不具合が生じる可能性がある部分を補修・補強する工事を意味します。
不具合は、台風や地震といった自然災害や家庭内での事故、経年劣化によって生じます。
これらの不具合は、生活の中で住宅の機能性を少しずつ低下させるため、補修、補強をしなければ生活が不便になるでしょう。
□修繕工事の種類について
自然災害や経年劣化により生じた不具合は、放置していると、生活が不便になるだけではなく、他の場所にも不具合が広がる可能性が高いです。
そのため、住宅の修繕を行うか否かは、今後の生活を左右するでしょう。
そこで、修繕工事の種類についてご紹介します。
住宅の不具合を補修・補強する修繕工事は、大きく分けて3つに分類でき、その中でも細かい工事に分類されます。
*外壁修繕工事は、見た目を良くする!
外壁修繕工事は、外壁の見栄えを整え、機能性を保つために行われます。
外壁は、住宅で最も人の目につきやすい場所であり、住居者を雨風から防ぐ役割も担っています。
また、外壁の劣化は、放置しておくと崩落事故やライフラインの設備の故障につながり、生活に支障をきたします。
そのため、外壁での不具合があれば、外壁修繕工事は欠かせません。
外壁修繕工事について、2種類の工事をご紹介します。
1種類目は、下地補修工事です。
下地補修工事とは、塗装や防水施工をするために行い、外壁の凹凸や亀裂、欠損などを削ったり、埋めたりする素地面の工事です。
下地補修工事を行うことにより、外壁の塗装材や防水材を長持ちさせられるでしょう。
2種類目は、タイル補修工事です。
タイル補修工事とは、外壁のタイルに発生した亀裂や欠損、隙間を補修する工事です。
タイルの不具合は放置すると外壁の剥落につながり、危険です。
*防水改修工事で快適な生活を!
防水改修工事とは、その名の通り、防水に関する工事です。
防水機能の低下は、雨漏りや漏水を引き起こし、住宅に深刻な影響を与えます。
防水改修工事について、2種類の工事をご紹介します。
1種類目は、屋上防水工事です。
屋根の防水機能に関する工事で、不具合を修繕することにより、雨漏りを防げるでしょう。
屋根には、陸屋根と勾配屋根があり、アスファルトや塩化ビニールシートを使用します。
屋根の耐用年数は、建物の立地条件や防水工法により異なりますが、防水仕上げのアスファルトでは17年、塩化ビニールシートでは、13〜18年といわれています。
2種類目は、バルコニー防水工事です。
バルコニーの床は、雨や歩行の振動により、経年とともに小さな亀裂が生じやすいでしょう。
バルコニー防水工事により、亀裂からの室内への漏水事故を防ぐことができます。
*塗装工事で清潔感あふれる仕上がりに!
塗装工事とは、いわゆるペンキを使用した工事で、外壁や床のコンクリートや鉄部が対象です。
塗装工事について、2種類の工事をご紹介します。
1種類目は、外壁塗装工事です。
紫外線や雨により発生した外壁の変色や色あせを修繕し、清潔感あふれる仕上がりを目指します。
外壁塗装工事により、住宅が新築と同じような美しい見た目になるでしょう。
2種類目は、鉄部塗装工事です。
鉄部塗装工事では、屋外照明器具、外構フェンスなどの鉄部に経年とともに発生したサビを除去し、塗膜の保護を目的とします。
□長期修繕計画とは
長期修繕計画とは、住宅のいつ生じるか分からない不具合の修繕に備えて、修繕費用を積み立てておくことを指します。
マンションでは、主流であり、管理規約に定められている場合も多いです。
住宅は、購入あるいは建築で終わりでなく、その後、住宅がある限り維持費や修繕費が発生するため、一戸建て住宅においても長期修繕計画が重要視されつつあります。
住宅の構造や設備にもよりますが、完成後約30年間のメンテナンス予定や費用を、建築会社に相談すると良いでしょう。
□まとめ
不便を改善するリフォームに比べ、不具合を改善する修繕は、効果をすぐに実感できないため、後回しにされやすいです。
しかし、それぞれが必要な時と場合は全く異なります。
そのため、日々の生活で不便があればリフォームを、住宅に不具合が発生した場合には修繕を検討してみてはいかがでしょうか。