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2019/10/23
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長久手市で中古住宅をリノベーションする前に|インスペクションについて解説
「自分達の家は欲しいが、新築を建てるほど金銭的な余裕はない・・・」
このような悩みを抱えている人も多いと思います。
実は最近、中古住宅の購入を検討する人が増えています。
新築で建てるよりも安価に、持ち家を手に入れられるからです。
しかし、中古住宅の購入にはトラブルが伴うことがあります。
それを予防するために、ホームインスペクションと呼ばれるサービスがあります。
これは欧米では盛んに行われていますが、まだまだ日本での知名度は低いです。
そこで今回は、インスペクションについて詳しく解説します。
□インスペクションとは
そもそも、ホームインスペクションとはどのようなサービスなのでしょうか。
これは、住宅の専門家が住宅の劣化状態や修復すべき箇所を診断するというものです。
住宅の健康診断だと考えるとイメージを掴みやすいと思います。
インスペクションが行われるタイミングは多くありません。
中古住宅購入時の他には、新築購入時とリフォーム時が主なタイミングとして挙げられます。
□インスペクションのメリット
ここでは特に、中古住宅購入時に行うホームインスペクションについて、そのメリットを解説します。
中古住宅の購入には、少なくとも売主、買主の2人が必要です。
買主がインスペクションを実施するメリットとして、「購入予定の家についての、専門家の冷静で公平な意見が得られる」ことが挙げられます。
通常、売主は自分の住宅の悪い点を隠し、良い点を強調してアピールします。
それ自体は当然のことですが、多くの買主は悪い点を正しく判断できません。
良い点ばかりに気を取られて、不利益のある契約をする恐れがあります。
インスペクションを行えば、このような心配は無用です。
サービスを行うのは住宅の専門家ですから、悪い点もしっかりと教えてくれます。
それを踏まえることで、より良い中古住宅選びができます。
インスペクションのメリットは、買主だけのものではありません。
売主側が前もってこのサービスを行っておくことで、第三者からの正しい評価を得られます。
これにより他の中古物件と差別化できます。
また、買主に住宅の状態を正しく伝えられるため、契約後のトラブルを防げます。
□インスペクションの注意点
多くのメリットがあるインスペクションですが、注意点もあります。
このサービスを行うためには、所有者の許可が必要です。
従って、買主が売主に黙ってインスペクションを行うと、トラブルの元になります。
誰だって勝手に自分の家を調査されると、良い気持ちはしないはずです。
□まとめ
今回は、インスペクションについて詳しく解説しました。
このサービスは将来ますます重要なものとなるはずです。
ぜひ今回ご紹介したことを考慮して、自分に合った中古住宅を購入してください。