カーペットからフローリングに張り替える

お家の床がカーペットである場合、掃除してもとれない汚れに困っている方も多いでしょう。こぼしてしまった飲み物や食べ物が染みついてしまうのがカーペットです。

そんなメンテナンス性の悪いカーペットを、メンテナンス性に優れたフローリングに張り替える工事にかかる費用の相場などをお伝えしていきたいと思います。

カーペットの由来

カーペットは公団住宅を中心に昭和30年以降広く採用されてきたもので、高価なペルシャ絨毯などを敷くことができない一般向けに販売されてきました。

洋室の人気が高まるにつれて畳からカーペットの部屋が増えてきました。

カーペットを選んだ方は掃除の大変さやカビの発生、ダニの温床となるカーペットの衛生面の悪さがいやになり、フローリングにリフォームしたりして次第にフローリングが主体となっていきました。

そのため最近の新築住宅では洋室といえばフローリングとなり、カーペットの部屋は古い印象に見えてしまいます。

メリット・デメリット

カーペットとフローリングそれぞれのメリットデメリットをご紹介していきます。

・カーペットのメリット

保湿性、防音性、防滑性があり滑りにくく小さいお子さんや赤ちゃん、ペットに優しいというメリット、和室を洋室風に安くすることができるメリットがあります。

また、デザインにおいても豊富な種類があり、タイルカーペットであれば部分的な交換も可能で個性的なカラーにすることも出来ます。

・カーペットのデメリット

デメリットは砂やほこりがたまりやすく、各部屋で拾ってきた足の裏の汚れなどもよくカーペットに染みついています。

また、飲み物や食べ物をこぼした際には色が付き、糖分の入っている飲み物であればしばらくの間ベタベタになる事でしょう。そして、保湿性に優れているので菌の繁殖やダニの温床ともなっています。

普段、慣れ親しんだ床なのであまり想像しないと思いますが、これらを想像してみると思わずゾッとしてしまいますね。

・フローリングのデメリット

フローリングのデメリットは木材で硬くできているため傷が付きやすく物音も伝わりやすいことです。木の特性である伸縮による割れや隙間も、メンテナンス次第で起きてしまいます。

また、カーペットのメリットであった小さいお子さんや赤ちゃん、ペットに優しいといった部分が真逆の危ないものになってしまいますが、汚してしまいやすいうえ何でも口にいれてしまう赤ちゃんやペットのことを考えると、どちらも大きなデメリットですね。

・フローリングのメリット

衛生面やメンテナンス性など、総合的にカーペットよりも良いでしょう。

細かいところでいうとハウスダストやカビ・ダニ対策になり掃除がしやすいこと、無垢材であれば調湿効果もあります。

またカーペットよりも耐久性があり、メリットの方が多いですね。

冬はどうしても、ヒヤっとしてしまいますが床暖房をいれることでカーペットよりも暖かくなることができます。

フローリング張り替え費用の相場

フローリングにかかる費用は、

（既存カーペットの撤去処分費用）＋（材料費）＋（職人の工事費用）＋（巾木交換）

これらの6畳の相場を出してみると

約10万〜15万前後となります。

また、ここで紹介しました費用は一例ですので、リフォーム会社により費用は上下します。

なので、相見積もりをとって比較してみることをおすすめします。

ここで気を付けて頂きたいのは安すぎる工事は危険ということです。

他のリフォーム工事にもいえることなのですが、材料費・処分費とあまり金額が変わることはなく工事費用などを無理やり削って安売りしてることが多いので、安すぎる工事には気をつけてください。

また、地域密着のリフォーム専門店であればアフターサービスもしっかりしており、高クオリティーの工事が可能です。

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