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2021/07/11
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ユニットバスリフォームについて徹底解析!ユニットバスの種類やサイズ、メリットデメリットについてご紹介します。
ユニットバスリフォームについて徹底解析!ユニットバスの種類やサイズ、メリットデメリットについてご紹介します。
こんにちは、インフィールドリフォームの岩村です。
現在の浴室がタイル張りの在来工法の浴室の場合ユニットバスにリフォームを考えられている方は多いのではないでしょうか。また経年劣化やサイズアップのためにユニットバス
からユニットバスへリフォームをご検討されている方も中にも多くみえるはず。
そこでこの記事では浴室リフォームにおける「ユニットバスとは何か」「ユニットバスの種類」「ユニットバスの施工期間」について詳しくご説明していきますので、現在浴室リフォームをご検討されている方は必見です。是非最後までご一読くださいませ。
ユニットバスとは
ユニットバスとは、あらかじめ浴室の壁や天井、浴槽パーツがセットで製造されており、それらを施工現場で組み立てる浴室のことを指します。つまり壁や天井、浴槽は全て規格品でありそれらが一体化しているのです。
昨今では、在来工法のタイル張りの浴室から経年劣化によるタイルのひび割れからのタイルの崩落、タイル床は滑りやすい為危険など小さなお子様がいうお住いや、ご高齢者が使用する際の安全面を考慮しユニットバスへリフォームされる方も増えています。新築する際やフルリフォームで浴室をリフォームする際にはユニットバスを設置することが一般的です。
インフィールドでは、安全面を考慮しタイルの補修や、在来工法から在来工法への浴室リフォームは承っておりません。
勿論在来工法からユニットバスへのリフォームに限らず、ユニットバスからユニットバスへ機能向上のためリフォームも可能です。
ユニットバスとシステムバスの違い
ではよく耳にするシステムバスとユニットバスは何が違うのだろうかと疑問に思われている方も多いのではないでしょうか・・・
結論からいうと、両者はほとんど一緒です。ユニットバスは浴槽の大きさやオプションで機能性を選択出来ることから、システムバスと呼ばれているのです。オート水栓や収納機能をオプションでセレクトしていくシステムキッチンと同じですね。
ユニットバスのメリット
昨今普及しているユニットバスですが、リフォームした際にどんなメリットがあるのかあげてみましょう。
①掃除のしやすさ
浴室のパーツが一体化されているユニットバスは、繋目に汚れが溜まりづらくお掃除が楽チンです。
②浴室内の気密性
在来工法のお風呂の場合、床も壁もタイル張りの為冬場はひんやりと冷たいですが、ユニットバスの場合気密性が優れており暖かい空間を維持できます。また浴室内に暖房機能を備え付けることも出来る為、真冬も快適にすごせます。
③使いやすいいバリアフリー化
脱衣室から洗い場の段差がほとんど無いためつまづき防止になることや、滑りにくい床材になっているので安全です。また在来工法の浴槽と違って浴槽が浅いためまたぎやすいです。お子様やお年寄りが使いやすいバリアフリー仕様になっています。
ユニットバスのデメリット
続きましてユニットバスへリフォームした場合のデメリットをご紹介します。注意点も含め確認してみてください。
①規格サイズが決まっている
規格サイズが決まっているため、設置するスペースに収まらなければ設置することができません。スペースに制限がある場合は自由な設置で浴室を作ることができる在来工法で施工するか、オーダーメイドのユニットバスにする必要があります。
②規格外の設備に対応しない
ユニットバスは前述のとおり規格外の部品や商品には対応していません。そのためお好みの浴槽があってもメーカーで用意されている商品の中から選ばなければなりません。
③設備・オプションの後付けが出来ない
ユニットバスは工事が完了した後では新しい設備を追加したくても出来ない場合があります。新しい設備を追加するために解体工事が伴うことがあるからです。また部品そのものが後付けに対応していないという事もあるため、リフォームの際に欲しい設備や機能オプションがある場合は全て最初に取り付けておきましょう。
ユニットバスのサイズについて
続いて浴室リフォームにおけるユニットバスのサイズについてご説明していきます。
普段浴室のカタログやリフォームのサイトをお目にかかった場合、「1216」「1616」と4ケタの数字を目にした事はありませんか?これは浴室の寸法をさひているのです。
ここでは、一般的なユニットバスのサイズ、洗い場と浴槽のサイズについての情報を一挙にお伝えしていくのでご参考ください。
ユニットバスのサイズの選び方について
ご自宅をユニットバスにリフォームしたいけど、サイズがいまいちよく分からないと悩まれているお客様も多くいらっしゃると思います。実はユニットバスには規格のサイズがある程度決まっており、浴室リフォームの際ユニットバスのサイズから選んでいくといっても過言ではありません。
ユニットバスは一定の規格サイズで造られています。以下の表は一般的なユニットバスサイズの表です。メーカーごとに多少のサイズ違いはありますが基本は「0.75坪」「1坪」「1.25坪」「1.5坪」の区切りです。
ユニットバスサイズ | 寸法(㎝) | 坪数(外寸) | 畳枚数 | お住い |
1014 | 100×140 | 0.75坪 | 1.5枚 | マンション・集合住宅 |
1116 | 110×160 | |||
1216 | 120×160 | 共通 | ||
1217 | 120×170 | |||
1317 | 130×170 | |||
1418 | 140×180 | マンション用 | ||
1616 | 160×160 | 1.0坪 | 2枚 | 共通 |
1717 | 170×170 | |||
1618 | 160×180 | 1.25坪 | 2.5枚 | |
1620 | 160×200 | |||
1621 | 160×210 | |||
1624 | 160×240 | 1.5坪 | 3枚 | ほぼ戸建用 |
1618 | 180×180 |
マンションと戸建のユニットバスのサイズ
各メーカーのユニットバスのカタログにはそれぞれサイズが多少異なるためマンション用と戸建て用に分かれています。
マンションの浴室は戸建の浴室と比べて天井高が低い造りが多く、一方戸建の浴室は床下や天井高がマンションに比べ高くなっていることがあります。
このような天井高や床下のサイズの違いによりマンションと戸建ての用のサイズが存在します。
一般的なユニットバスのサイズは?
表を見てお分かりのようにユニットバスのサイズは複数あります。しかし一般的な定番のサイズは限られており、どのメーカーも基本的に一般的なサイズで商品はラインナップされています。
・戸建て用の一般的なユニットバスサイズ「1216サイズ」「1616サイズ」
・マンション用の一般的なユニットバスサイズ「1418サイズ」「1612サイズ」
快適に使える浴槽の広さ
ユニットバスの全体サイズの次は浴槽の広さです。浴槽の広さを重視する方や、洗い場の広さを重視する方それぞれ好みは分かれます。詳しく見ていきましょう。
浴槽の広さは脚をどれだけ伸ばすことが出来るのかでリラックス出来る具合が大きく変わります。
以下の表を参考にしてみてください。
浴槽の広さ
浴槽幅(㎝) | 浴槽のサイズ感 |
〜100 | 脚をまげなければ入れず、ゆったりとできない |
〜130 | 身長160㎝くらいであればゆったりと入れる |
140 | 身長180㎝くらいの方でも軽く膝を曲げるくらいでは入れる広さ |
160 | 脚を伸ばしくつろげ、親子でも窮屈と感じない広さ |
180 | 親子入浴でもゆとりのある広さ |
洗い場の広さ
ユニットバスの大きさ | 浴槽のサイズ感 |
0.75坪 | 大人1人での入浴で特には気にならない広さ |
1坪 | 適当な広さで、お子様との入浴や介護入浴では1.25坪が丁度いい広さ |
1.25坪 | |
1.5坪 | 1人で入るには広いと感じる広さ |
一般的な浴槽の奥行きは70㎝とほぼ同じで、このサイズの浴槽は0.75〜1.5坪のユニットバスの標準の仕様になることが多いです。つまりユニットバス全体の面積が大きくなればなるほど洗い場の広さは広くなるという事になります。
ユニットバスのサイズの豆知識
表をもとにユニットバスのサイズや浴槽のサイズ感が分かったらお次は実際にサイズを体感するためにすべきことをご紹介していきます。
①10㎝の差は以外に大きい
上記のユニットバスのサイズ表をご覧の通り規格サイズは10cm単位で大きくなっていきます。10㎝と聞くと対して変わらないのでは?と感じる方もいらっしゃると思いますが、この10cmの差はとても大きいため違いを実感していただくためにお近くのショールームなどで大きさを実感していただくことをお勧めします。
②現状のユニットバスよりも大きいものが入る可能性!
マンションの場合、少しゆとりをもって施工している場合があります。そのため拡張工事をせずに空間を目一杯利用して今より5㎝10㎝広く設置出来る可能性があるので是非検討してみてください。但し入念に寸法の測定が必須です。
施工工程について
前述ではユニットバスのサイズについて詳しく説明させて頂きました。ユニットバスのサイズは規格で決められているためマンション用と戸建て用でサイズが異なります。ユニットバスリフォームの際は現状のユニットバスの広さよりも広くできる場合もありますので十分に検討してみましょう。
さて、ユニットバスの選ぶポイントを抑えることが出来たら次は実際に工事に入る際気にるポイントを抑えていきます。
実際に工事となった場合、施工工程や施工期間中のお住いはどうすべきか疑問に感じていらっしゃる方は多いと思いますのでユニットバスの施工工程について詳しくご紹介していきます。
お風呂のリフォーム種類について
お風呂リフォームにも様々ありますが大掛かりなリフォームは主に2種類です。
①ユニットバスからユニットバスへのリフォーム
②在来工法の浴室(タイル張り)からユニットバスへのリフォーム
その他に浴槽や給湯器の交換など小規模なリフォームや脱衣所と浴室の段差を無くしたり浴室内に転倒防止の手すりを設置するバリアフリーリフォームがあります。
リフォーム工事内容で施工期間が変わってしまう理由
お風呂工事を検討されている方で、1番気になるのは工事期間だと思います。工事期間中はお風呂が使用でき無くなることもあるため、少しでも工事期間を短縮したいと思われる方が殆どで、工事日数を把握できると安心ですよね。前述の通りお風呂リフォームには様々な種類があり、そのリフォーム内容によって工事日数は変わります。それぞれ理由をわけて説明していきます。
①リフォーム工事内容
今回ご説明するお風呂リフォームに限らずどんなリフォームをするにしても、その工事内容により必要工事内容が変わるため施工期間が変わります。例えば給湯器の交換や換気扇、浴槽の交換は1日で終了します。しかしユニットバスごと取り替えるようなお風呂全体リフォームは約5〜10日程工事期間が必要です。
②リフォーム工事の時期
施工日数は、リフォーム工事をする時期(季節)により変動します。特に年末や年度末、暖かくなってくると工事が集中し、職人不足が原因で思うように工事が進行しない場合もあります。工事日数をかけたくない方は繁忙期を避けるか又は業者に確認しましょう。
在来工法の浴槽からユニットバスにリフォームする場合は基礎工事をする必要があるため季節によりコンクリートが乾くスピードが変わり工期が変動します。
風呂リフォームの代表的な施工期間と工程
①ユニットバスからユニットバスにする場合
同じサイズのユニットバスを設置する場合は約5日程で終了しますが、現状の大きさよりも大きいユニットバスを設置する場合は壁の解体が加わるため1週間以上かかる場合もあります。
ユニットバスからユニットバスへリフォームした場合の作業工程
①既存のユニットバスを解体
②新しいユニットバスの組み立て・配管工事
③新設するユニットバスの設置・壁の造作
在来工法の浴室からユニットバスにリフォームする方法
在来浴室とユニットバスは基本的な構造自体が異なるため前述したユニットバスからユニットバスへのリフォームのように簡単な工事ではありません。在来工法の浴室は床や壁がタイル仕様になっており職人の手で1から作り上げられています。
そのためユニットバスと比較し施工手間がかかっている分取り壊しなど解体に時間と日数が必要になるのです。約1週間〜10日程で終了しますが基礎工事次第では、工事期間は伸びる場合があります。
在来工法からユニットバスへリフォームした場合の作業工程
①在来浴室の解体
②木工事(浴室と洗面脱衣所の間仕切りを部分的に解体する場合、壁下地や木枠、床のリフォームも一緒に行います)
③給排水・電気工事(リモコンスイッチなどの電気配線工事を行います)
④土間コンクリート工事(ユニットバス設置前に床部分に土間コンクリートを打ちます)
⑤ユニットバス組み立て・配管工事
⑥新設するユニットバスの設置・壁の造作
ユニットバスへリフォームする際施工期間をしっかり把握しておこう
「ユニットバスからユニットバスへのリフォーム」「在来工法の浴室からユニットバスへのリフォーム」の工事期間や工程についてご紹介していきました。
ユニットバスと在来工法の浴室は構造の違いにより工事日数や工事の内容が異なります。工事日数は浴室リフォームの内容はもちろん、リフォームの時期や依頼する会社の工程の段取り方によって変わることがあります。
ご紹介した内容を踏まえ、基本的な知識を理解していると役に立ちますので是非参考にしてみてください。
工事工程を理解しておくことは適正工事価格を見極める判断材料になりますので、リフォームを検討されている方は頭の片隅に置いておくと良いでしょう。水廻りのリフォームはライフラインに関わる個所なので余りにも低価格で施工を求める場合や、相見積もりの際に他社と比較し数十万もの低価格差がある場合は工事内容を確認してもらうことをお勧めします。
ユニットバスのリフォームは実績多数のインフィールドにお任せ下さい
さてこの記事では、「ユニットバスとは何か」「ユニットバスのメリットデメリット」「ユニットバスの施工期間」について浴室のリフォームをする際にお役に立つ情報をご紹介していきました。
浴室リフォームをお考えの方は参考にして頂けたのではないでしょうか。
ユニットバスはデザインや設置スペースに制限がある一方、機能性が高くお子様やご高齢の方も利用しやすい安全な浴室です。
メーカにより多少の差はありますが、価格や機能面などに大幅な違いはありませんのでリフォーム専門知識の高い営業からアドバイスを受けながらリフォームを進めていきましょう。
インフィールドリフォームではユニットバスをはじめ水廻りリフォーム、内装リフォーム数多くの施工実績ございますのでご検討の際はお気軽にご相談下さい。
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