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2019/07/09

お役立ち情報

知らないと損?中古住宅をリフォームする時のローン控除制度について

中古住宅をリフォームすることを検討してはいませんか?
リフォームすることで、自分の思い通りの空間を作りたいと考える方は多いようです。
そこで気になるのが、中古住宅をリフォームする際のローン控除制度についてですよね。
「中古住宅をリフォームする時に、控除は受けられないの?」
「ローン控除や優遇制度について知りたい。」
この記事は、こうした悩みを解決できる内容となっております。
中古住宅を購入し、リフォームする際のローン控除制度について解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。


□ローンの控除を受けるには

どんなリフォームをしても、ローンの控除が受けられるというわけではありません。
下記が、住宅ローン控除の対象となるリフォームの種類です。

・増築、改築、建築基準法で規定された大規模な修繕や模様替え工事
・居室、浴室、キッチンなどの1部屋について床または壁の全てを修繕、模様替えする工事
・耐震基準工事
・バリアフリー化工事
・省エネ対応工事

控除される金額は、毎年の住宅ローン残高の1%で、1年間の控除額の上限は40万円です。
また、控除を受けるには、リフォームの種類以外にも、下記の条件を満たす必要があります。

・住宅ローンの返済期間が10年以上あること
・居住することが目的であり、住宅の引き渡しや、増改築やリフォーム工事完了後、半年以内に居住すること
・不動産登記上の床面積が50平方メートル以上であること
・年収が3000万円以下であること
・費用が100万円以上であること

また、中古住宅の場合、築年数か耐震基準のどちらかが、定められた基準をクリアする必要があります。
築年数が、耐火建築物の場合25年以内、木造などの耐火建築物以外の場合20年以内であることが条件です。
築年数がこれらより長い場合は、以下の条件のうち、1つ以上を満たしていないといけません。

・耐震基準適合証明書を取得
・住宅性能評価書(耐震等級1以上)を取得
・既存住宅売買瑕疵(かし)保険に加入

また、住宅の所有権が自分にあり、自分でその住宅に住んでいることも条件です。
親名義の家に子供がリフォームを行う場合は、ローンの控除を受けられませんので、注意してください。

 

□まとめ

今回は、中古住宅のリフォームの際に利用できるローン控除制度について解説しました。
想像していたより、クリアしなければならない条件が多く、驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
大切なお金に関わることですので、一つずつ丁寧に確認しましょう。
何かご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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