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2019/04/06
お役立ち情報
中古住宅のリノベーションのプロが伝授!断熱材の種類について
中古住宅のリノベーションにおいてどのような断熱材を選べばいいのか難しいですよね。
断熱材には様々な種類があるため、あまり馴染みのない方からすればよく分からないものです。
そこで今回は、中古住宅をリノベーションする際の断熱材の種類についてご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
□繊維系断熱材
細かい繊維がからまりあってできた断熱材となっており、からまりあった繊維が空気を多く含むので断熱効果が生まれます。
*グラスウール
日本の非常に多くの木造住宅で使われています。
その原料は名前の通りガラスが使われており、耐火性能も優れています。
他のものと比べて価格が安価であるということも多くの住宅で使われている要因です。
デメリットとしては、湿気に弱いことが挙げられます。
*セルロースファイバー
アメリカなどで最も多く使われており、原料には天然繊維が使われています。
高い断熱性を誇り、防音性能にも優れています。
そのためリノベーションをする際に、趣味の楽器が弾けるような部屋にしたいという方や、オーディオを大きな音で聞きたいという方におすすめできます。
また、子どもがいる家やペットを飼ってる家で、子どもの声やペットの鳴き声が近所に聞こえていないか気になるという方にもおすすめです。
さらに天然繊維が使われていることから地球にも優しいという特徴もあります。
デメリットとしては、他のものよりも価格が高い傾向にあることです。
□発泡プラスチック系断熱材
発泡剤とプラスチック樹脂によってつくられる断熱材です。
発泡剤によって高い断熱性を持つだけでなく、軽量であるという利点もあります。
*硬質ウレタンフォーム
断熱性が高く、湿気にも強いことが特徴です。
また、業者が現場で発泡させながら施工を行うため、細かいところまできちんと断熱の効果があるということも大きなメリットとなります。
デメリットとしては、価格が高いことと耐火性が少し劣る部分があるということです。
他にも断熱材には様々な種類のものがあるので、ぜひチェックしてみてください。
□まとめ
今回は、中古住宅をリノベーションする際の断熱材の種類についてご紹介してきました。
一口に断熱材といってもその種類は様々であり、どのようなものを選ぶかによって特徴が変わってきます。
費用を安く抑えたい、防音機能が欲しい、高い断熱材が欲しいなど、様々なニーズがありますので皆さんに合った断熱材をお選びください。