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2018/07/04
建築豆知識
築100年前後の住宅が自然倒壊
先日、日経TECHのメルマガをみて気になる記事を発見しました。
『築100年前後の住宅が自然倒壊』
こういうことが起こったか・・・と思いました
記事によると
大阪府東大阪市川俣本町で、老朽化した2階建て木造住宅が突然倒壊し、
この家に住む70代女性と50代男性の親子が崩れ落ちた住宅に挟まれ、
一時身動きが取れずに閉じ込められた。2人は約1時間10分後、
消防隊員により助け出された。命に別条はなかった。
※日経TECHから抜粋
とあります。
不幸中の幸いです。
なぜ、こんなことが起こったのか・・・。
そして、記事はこう続きます。
現場は大阪メトロ中央線高井田駅から北東約1kmの住宅街で、
6月8日午後5時ごろ、突然「ドドド」という音をたてて倒壊した。
住宅のがれきが散乱し、一時前面道路が通行できなくなったが、
数日後にがれきなどは全て敷地内に戻された。
住宅に関する詳しい資料は残っていない。
東大阪市建設局指導監察課の職員が所有者から聞いたところによると、
この住宅は明治もしくは大正時代に建てられたという。
築100年前後が経過していることから、
同課では「老朽化が著しく、躯体が相当傷んでいたものと思われる」と話している。
実際、倒壊前から軒が下がり、塀の一部が傾くなど危険な状態が続いていた。
十分なメンテナンスをしていなかったようだ。
怖いですね。
日本の住宅は海外のように『メンテナンスをする』という習慣があまり根付いていません。
建てたら、そのまま・・・。
日本建築の技術力にはすばらしいものがありますが、メンテナンスをすることで
もっと寿命をのばすことができます。
せっかく建てた大切な住宅です。
その命も大切にしたいものです。
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