スタッフブログ
2024/06/24
インフィールドインテリア
日進市にお住まいの皆様へ 人気の断熱材種類のご紹介
日進市・名古屋市にお住まいの皆さん、こんにちは!
設計の松沢です🍓いつものように雑談を挟みたいところなのですが、今日は本編が長くなる
予定なので、割愛させて頂きます😉
早速今日は、先日日進市のお客様で断熱材施工をさせて頂いたので、
断熱材について
お話をします✨
断熱材というと冬のイメージが先行しがちですが、実はこれから来る夏にもパワーを発揮し
てくれますよ。最近住まいのCM等で、“家で一番大切な部分は断熱”というような声も多く
聞くかと思います。そもそもなぜ必要なのか・どんな種類があるのかなどをご紹介します。
以前にも断熱方法などについての記事を書いたことがあるので、
ご興味のある方はこちらからご覧ください👇
http://infield-gr.jp/blog/detail0528.php
ご存じの通り、断熱材は、建物の外部に面している部分(床・壁・屋根や天井)に施工して
熱や冷気の伝達を遅らせて、寒さや暑さを防いでくれるものです。合わせて隙間なく施工す
ることが気密性アップにもつながっているので屋内外の空気の流れを防ぎ、室内の温度を快
適に保ってくれます✨
断熱性に優れた家は外気温からの影響を受けづらく、冷暖房の仕様を最小限にして過ごすこ
とができるので、家の中であればどこにいても快適に過ごすことができます。大げさかもし
れませんが、冬場に起こってしまうヒートショックの予防にもつながるんですよ。
合わせて、断熱をしっかりとすることは、住まいを守ることにも直結しています☝住まいの
内外の気温差によって生じる結露は住まいの躯体のカビや結露の原因になり、家を弱らせて
いきます💦従って床下や壁・天井裏に断熱材を施すことにより、そういった現象も防いでく
れるので、住まいの寿命を延ばすことができます🏠✨
つまり快適な生活を送り、住まいの寿命を長くする上で必要不可欠なものなので、住まいの断
熱をすることはとても大切なことなのです<(`^´)>!!
*まとめ*
断熱工事を行うと…
💡室内の温度差が少なくなり、いつでも快適に過ごせる
💡冷暖房費を抑えることができる
💡住まいを長持ちさせることができる
現時点において、実は!断熱材の施工について義務化はされておらず、努力義務となっていま
す。しかし、省エネが重視される現在、新築においては断熱等級をしっかりと取得できるよう
に建築されていることがほとんどです。また、来年の4月からは建築基準法が改訂されて、断
熱等級4が新築のスタンダードになる予定なんですよ。しかし、現在建っている築年数の長い
既存住宅の場合、最低限の断熱材の使用というお宅も少なくありません。住まわれているお家
の建築当時の図面等をお持ちの方は、一度確認してみて下さい。
ここで断熱材の種類についてお話しましょう!!
断熱材は大きく分けて
🔨無機繊維系断熱材
🔨天然繊維系断熱材
🔨発泡プラスチック系断熱材
の3種があります。
*無機繊維系断熱材*
グラスウール・ロックウールのことです。写真を見て感じた方も多いかもしれませんが、グラ
スウールは、断熱材と聞くとイメージが付きやすい材料かと思います。実際に多くの建築現場
にて採用されています。ガラスや岩を繊維状にして繊維間に空気を閉じ込めて断熱効果を生み
出します。
グラスウールとは、ガラスを高温で溶かし、細い繊維に加工した綿状のものです。リサイクル
ガラスを主成分とし、耐熱性や不燃性、耐久性などに優れています。安価で性能も安定してい
るので、現在の日本の建築現場ではかなり多く採用されています。湿気に弱く、一度水に濡れ
てしまうと自身の重みで潰れてしまうという弱点がありますが、断熱材の施工において、野ざ
らしになることはないので、極度に心配する必要はありません。
ロックウールはグラスウールと同様に耐火・防音性能に優れている部分が特徴です。天然岩石
や、鉱物を原料につくられる人工の鉱物繊維のことです。グラスウールより少しお値段は高め
です。グラスウール以上に湿気に弱いとされているので、使用する際には、湿気対策が必須!
それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです
続いては*天然系断熱材*です。
天然系断熱材の代表格といえば、セルロースファイバーです。あまり聞きなれないかもしれま
せんね。こちらは天然素材の中でも“天然繊維系”に分類される断熱材です。
メリット・デメリットはこのような感じ。
おがくずなどの木材や、新聞紙・段ボールなどの古紙が原料なので、環境にも優しい材料です。
他にも数としては少ないですが、天然系素材としては、羊毛やコルクもあります。(どちらも
とっても高額です💸)自然素材なので、身体にも優しく、防虫・防音・耐火をメリットが多い
ですが、どうしてもコストが高くなってしまうという部分が弱点でしょうか。しかし、この優
れた性能が最近注目されていて、特に新築において採用されるケースも増えているんですよ😊
最後に、*発泡プラスチック系断熱材*です。
分かりやすくいうと、見た目は発泡スチロールです!少し専門的にいうと、プラスチックの中
に無数の細かい気泡をつくり、その中にガスを閉じ込めることで、断熱性能を発揮するもので
す。この気泡の数や大きさで断熱の性能が決まります。いくつか代表的なものをピックアップ
してメリット・デメリットをお伝えします。
硬質ウレタンフォームは小さな泡の集合体です。気泡は硬く、その中に熱を伝えにくいガスが
封じ込められているので、長期にわたって優れた断熱効果を維持すると言われています。
吹付タイプもある断熱材なので現在の需要は高い断熱材です。吹付の場合、気泡は硬く復元性
がない仕上がりとなるため、湿気に強く空気を通さないと言われています。ですが注意してほ
しいのは、可燃時に有毒な”シアン化水素”という物質が発生する点です。引火性があるともい
われており、火には弱い部類の断熱材になります
フェノールフォームとは、「フェノール樹脂」という特殊な樹脂に発泡剤や硬化剤などを混ぜ
て、板状に形作った断熱材のことです。文にすると難しいのですが、フライパンや鍋のグリッ
プ部分に使われる黒色の樹脂といえばイメージしやすいかと思います。断熱性がとんでもなく
高いこともさることながら、耐熱性有・湿気に強いといい事尽くめな材料。しかし、高額にな
りがちな点や紫外線や害虫に弱いという弱点もあるので、使用箇所には注意が必要。
ビーズ系ポリスチレンフォームは、ポリスチレン樹脂と炭化水素系の発泡剤からなる原料ビー
ズを予備発泡させた後に、金型に充填し加熱することによって約30倍から80倍に発泡させて
作られます。これがいわゆる発泡スチロールです。スーパーなどでよく見られるトレイと同じ
ものなんですよ。柔らかい素材なので、加工が簡単&結露に強い・安価という特徴もあります。
しかし、熱には弱いので、防火性には劣るかと思ます。
押出法ポリスチレンフォームは、ポリスチレンに発泡剤、添加剤を溶融混合し、連続的に押出
発泡成形した材料です。板状の断熱材です。居住空間で良く話題になる“シックハウス症候群”
を引き起こす物質の一つである、ホルムアルデヒドを発散しない(含有していない)材料なの
で、安心して使用することができます。ビーズ系ポリスチレンフォーム同様、熱に弱い面があ
るので、溶けやすく、熱によって収縮してしまう可能性があります。
今日いくつかご紹介させて頂いた断熱材は、代表的なもので、全てではありませんので、ご承
知おきくださいm(_ _*)m
どの材料にもそれぞれの善し悪しがありますよね。そして、これだけあると何を選んでよいのか
わかりづらい…と感じるのは私だけではないはずです😕💦。性能やコストも異なるので、断熱
工事を考える方は、まず弊社のようなリフォーム会社へご相談ください😇お家の状況や周囲の
環境を見てご提案させて頂きます✨
最後に、インフィールドおすすめ断熱材をランキングにしてみたので、ご参考まで🧡
🥇グラスウール
🥈押出ポリスチレンフォーム
🥉硬質ウレタンフォーム(吹付)
コストと断熱性能を加味して、順位を付けさせて頂きました。完全オリジナルです!ご興味のあ
る方はぜひ一度、弊社までお問合せ下さい。では、次の更新をお楽しみに(^ω^♪