スタッフブログ
2023/10/09
インフィールドインテリア
住まいのメンテナンスの大切さ(1) 愛知県日進市・名古屋市にお住まいの皆様へ
日進市・名古屋市にお住まいの皆さんこんにちは🏵設計の松沢です。
ご無沙汰の投稿になってしまい、申し訳ありません。幸せなことに本業の方が少し立て込んで
おりました😊
ようやく秋らしい気候になったかと思えば、いきなり肌寒くなり、身体が追いつかない日々ですね。
気温差で体調を崩す方が多いとニュースにもなっておりましたので、体調管理にお気をつけください。
さてさて今回は、
住まいのメンテナンスの大切さ
ついてご紹介しようと思います。ブログを書いていたら、伝えたいことがいっぱいで長文に
なってしまったので、前後編に分けてお話をさせて頂きます。
住まいは、安心できる空間であると同時に、住宅設備機器など日常生活を豊かにしてくれるもの
です。これらのおかげで、快適な生活を送れていることは周知の事実です!それにもかかわらず、
私も含めておそらくほとんどの方が住まいのメンテナンスを軽視しているように感じます。
やらなくてもよいというよりは、そもそもあまり気にしていない感じかと…😅(私は思いっきり
そんな感じです)。しかし、メンテナンスをしていないが故に、いざという時に故障やトラブルを
経験してしまうのだと思います。
そこで今回は、住宅設備機器を主とした住まいのメンテナンスの大切さにフォーカスし、
メンテナンスがなぜ必要なのか、どのくらいの頻度で行うのか?どんなことをするのか?などに
ついてお話します。
◆1◆そもそも住まいのメンテナンスって?
新築時に【家は建てて終わりではなく、住んでからが始まり】という言葉を耳にしたことが
ある方もいらっしゃるかもしれませn。設備機器でも何でも一度取り付ければ、ずっと使い続け
られる✨ということは、残念ながら幻です。大切なものだからこそ、こまめにお手入れをして
大切にしましょう。家は毎日雨風にさらされて、設備機器も休みなく使用するので、手入れを何も
しなければ時と共にどんどん劣化していきます。その劣化を少しでも遅らせるために、
メンテナンスは必要なことなのです。では、ここでメンテナンスのメリットを挙げてみます!
・メリット① お家の寿命を延ばすことができる
→家の寿命は、おおよそ木造30年、鉄骨30〜50年、RC50〜90年と言われています。これは、
メンテナンスをした場合の寿命のため、手入れをしなければ、この寿命はもっと短くなって
しまいます。日本の戸建て住宅の大半を占める木造住宅は、防水・防湿の施工を念入りにして
いますが、高温多湿な気候で、最近では豪雨も多いので、どうしても雨漏りやカビなどが発生
してしまいます。外壁や屋根で覆われていますが、その中は木で構成されているため、水分を
含むと腐食します。すぐに見つけられれば簡単な対処(修理)で済みますが、発見までに時間
がかかると、その分大掛かりな工事が発生することも否めません。外壁や屋根の普段チェック
しづらい部分だからこそ、定期的にプロに見てもらうとよいかと思います。
また、住宅設備機器の劣化は放置しておくと、水漏れや漏電など故障にも直結する可能性があ
るので、要注意です。
・メリット② 何かあった時に工事ではなく修理で済ませられる
→お家の劣化を放置したり、不具合の発生を放置したりしておくと、ゆくゆくは大掛かりな工事
が必要になる可能性があります。例として、長年外壁のメンテナンスをせずにいると、外壁材の
つなぎ目のコーキングが切れ、そこから雨水が入り込み内壁や断熱材を腐食させてしまいます。
気づいたときには外壁を剥がして中味を遣り替える工事が必要に…なんて事態になってしまいま
す。これが10年程度で外壁のチェックを行っていると、外壁塗装に合わせてコーキング打ち直
しすることで回避できます。工事に比べると費用は格段に抑えられるので、こまめに点検をする
ことが大切です。
・メリット③ お家の資産価値低下を抑えることができる
→住宅は私たちの住みどころであると同時に、資産でもあります。普段はあまり気にしていない
かもしれませんが、有事の際に所有しているお家は少しでも価値がある状態にしておきたいです
よね。住宅とは新築時が最も高い価値があるのですが、建ててから約20年でほぼ0円になるとい
うデータも出ています。特に立地が良ければ、お家にメンテナンスがしっかりと施されていると
査定時に高値が付きやすいです。
・メリット④ 建材交換は省エネにつながる
こちらは特に住宅設備機器の話なのですが、点検・最新の設備機器に交換をすることによって、
省エネにつながります。トイレに至っては15年程前のモデルに比べると約1/3程度の水量で
流すことができるため、節水効果大です!同じく照明器具も現在の主流であるLEDに交換する
と省エネに。合わせて断熱効果を持つ建材を使用したり、断熱材を増設すると、日々の光熱費
もお安くすることが可能です。初期コストはかかりますが、そこからの長い年月のランニング
コストを抑えることができるということを知っておいてもらえるとよいかと思います。
少し長くなりましたが、ここで前編は終了です。今回は、メンテナンスのメリットについて
お話ししました。来週はこの続きで、メンテンナンスのスケジュール等をお伝えする予定です。
次回更新をお待ち頂けると嬉しいです♪では、失礼します(^∪σ)/~~~✨