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2021/06/21
お役立ち情報
インフィールドインテリア 番外編・耐震診断・補強のお話
こんにちは。インフィールドの松沢です(^∪^*)
今日はインテリアの番外編ということで、リフォームのお話をさせて頂くとよく話題に出てくる
耐震診断・補強
についてご紹介したいと思います。
🏠耐震補強ってなに?
建物の耐震性能を向上させることを耐震補強と言います。
阪神淡路大震災や東日本大震災など、大型の地震が起こるたびに耐震診断や耐震補強という
言葉を耳にしますよね。しかし、実際のところは【なぜ耐震補強が必要なのか】
【実際どんなことをするのか】・【そもそも補強する必要があるのか】など知らないことも
多くあるかと思うので、少しだけお話をさせて頂きます。
🏠なぜ耐震補強が必要なの?
地震発生した場合には安心して避難ができ、通常時も安心して暮らしたいから補強をしたい!
と考えて、耐震補強をすることが多いかと思いますが、耐震補強が必要な理由はそれだけでは
ないのです。
過去に大型地震が起きる度、その時代に合わせて建築基準法は改正をされてきました。
したがって、新しく建築をするお家はその時点での建築基準法に沿って設計・建築をされますが、
改正前に建てられたお家は現時点での建築基準法に適合しないお家(既存不適格建築)と
みなされてしまいます。
既存不適格建築に該当していても、建築同時の基準法に沿っていれば、違法建築ではないので
ご安心を(^^)
ただし、10㎡以上の増築をする際には、確認申請を提出する必要があり、現時点での建築基準法に
沿っていなければ既存不適格建築の扱いではなくなってしまうので、既設部分も含めて現時点での
建築基準法に適合するように建築をしなければなりません。
つまり、耐震補強が必要になるのです。そんなことを踏まえると下記のような方には、
まず耐震診断を受けて頂くことをお勧めします!!
【こういう方は耐震診断を受けてみるのがおすすめ】
・現在住まわれているお家が昭和56年5月以前に建てられている
・10年以上リフォームをしていない
・増築を含めた自宅のリフォームを検討している
・戸建ての中古住宅購入を検討している
それぞれ住まわれている市区町村で、耐震診断を無料で受けられる地域もありますので、
ご興味のある方は一度確認してもらうことをお勧めします。
🏠耐震補強ってどんな工事をするの?
この質問もよく頂きますが、具体的な工事ってわかりにくいですよね。
具体的には下記のようなことをして、お家を補強します。
・耐力壁や筋交いなどの構造的に強い壁をお家の中にバランスよく追加する
・柱、梁、土台、筋交いの接合部分に金物(アンカーボルトや筋交いプレート)を取り付ける
・腐食してしまっている土台(木材)を交換・補強する
合わせて直接的な耐震工事とはならないのですが、
・屋根を軽量なものに葺き替える(瓦→スレートや軽量瓦)
も地震対策につながりますので、合わせてご提案をさせて頂くことがあります。それぞれの
お家に必要な工事を診断し、施工をします。
いかがでしたでしょうか☺
今回はざっくりとした耐震診断や補強についてお話をさせて頂きました。
うちってどうなのかな?もっと詳しい話を聞きたいなと思われましたら、お気軽にお問合せくださいね!